韓国96%、中国60%、日本20%
2021年03月04日
タイトルの%数字は、キャッシュレス決済の普及率です。日本はドイツやイタリアと同水準なので何ら恥じることはありません。が、とある日のことです。ランチを済ませ「ごちそうさま~、PayPay使えますか?」と言った途端、「うちは現金だけ」とあっさり返されました。政府がキャッシュレス決済を推し進めていた時期だけに、一瞬ムカッと、いかぷんっと機嫌を損ねる自分がいましたが、かく言う私も3年位前までは現金決済中心でした。それが今では、5%ポイント還元等のキャンペーンも終わったのにQRコード決済(スマホ決済)、クレジットカード決済、電子マネー決済(WAON、nanaco等)を現金とぐちゃぐちゃに混ぜて使っています。参考までに、↓は近年のキャッシュレス決済アイテムのマップです。
店舗側にとっては、キャッシュレス決済を導入すると、1決済ごとに決済手数料が発生します。決済手数料も会社によって異なりますが、決済金額の3.24%〜3.74%前後で設定している会社が多いそうで、3.74%の場合、10,000円の決済のうち374円を手数料として決済事業者に支払うこととなります。これは、手数料無料期間中のQRコード決済も同様です。もし自分が個人事業者で、イカ焼きとか東京バナナを売っていたなら、外人客に「じゃあイイデスゥー」と言われようが現金商売に徹するかもしれません。まぁ、こういった経済情勢から180度くらい話はひっくり返りますが、2024年度に新紙幣が発行されます。↓が予定されている図柄です。
1万円札は、聖徳太子・福沢諭吉からバトンを受けて渋沢栄一となります。この方、今までお札にならなかったのが不思議な位です。日本資本主義の父と言われる渋沢栄一(1840-1931)は、生涯に約500もの企業の育成に係わり、同時に約600もの社会公共事業や民間外交にも尽力しながら、自らの財閥を形成せず、設立・育成した企業に自分の名前を冠さなかったとのこと。パチパチパチというわけで、渋沢栄一の生涯を描く、現在放送中の大河ドラマ『青天を衝け』に移ります。
2021年2月14日スタート。テーマ曲の地味さとか、やや薄っぺらな描写が気になりつつも、主役を張れるようなキャストが目白押しで手間暇かかっていますので、当方も20時からNHK,21時からTBS(綾瀬はるかと高橋一生)を観るという日曜日を過ごしています。ちなみに千円札は聖徳太子・伊藤博文・夏目漱石・野口英世と来て北里柴三郎。地味な5千円札は聖徳太子・新渡戸稲造・樋口一葉から津田梅子となります。ここでクエスチョン、2千円札の図柄って覚えていますか? 西暦2000年に発行された紙幣ですが、2千円札と安室奈美恵のネ~ヴァエン♪がシンクロする方ならピンときたはず。ピンポーン!そうです、人物ではなく首里城守礼門が採用されましたとさ。
思えば、少年の頃の自分といえば、『北斗の拳』のような殺伐とした破天荒な未来を想像していたのですが‥‥。現実は漫画よりも、HIGH&LOWよりも、さらに混沌とした世界でした。